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【必読】トレーラー車輪の定期メンテナンス

繰り返し海水に浸かっているトレーラーの可動部分である車輪取り付け部は、ボールベアリングがグリスによって円滑に動くようになっていますが、炎天下での高温や海水の浸入によってグリスの流出やそれに伴うベアリングの錆び付きなどによって、移動時に異音がしたり、車輪がぐらぐらしたり、最悪の場合には車輪が脱落することがあります。


先日も、異音を感じた会員さんがホーシング部分を分解清掃したところ、かつてベアリングだった物体があるだけで、内部がサビサビのひどい状態になっていました。こうなるとベアリングの交換では済まず、車輪部分のまるごと交換が必要になってきます。


1〜2年に一度くらいの割合でメンテナンスをしていれば10年は持つと言われる部分ですので、風が強くて釣行に出られない日などを利用して、ホーシング部分の分解清掃、グリスアップを行いましょう。


なお、作業の際の注意事項として、(1)ボートは載せたままで作業すること(分解したままで組み上げられないとボートを回収しに行けなくなります)、(2)ジャッキアップ時に、ちょっとした振動などでトレーラーが動き出してジャッキから外れてしまわないように注意すること(作業する側と反対側に輪止めをしておく等)、などが挙げられます。安全には注意して作業して下さい。


なお、マリングリスなどの高価な専門グリスでは無く、一般的に安価で入手可能なグリスで十分だそうです。



ブログ記事監修:#23 高橋さん



画像1と2:実際の腐食状況

画像3:サンプル画像、メンテナンスするべきパーツ部分です







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